岩手県立宮古病院

岩手県立宮古病院-看護科

 3病棟

診療科及び病床数 54床

(脳神経外科23床、 整形外科17床、 形成外科6床、 共用7床、 放射線科1床、 感染4床)

 

3病棟は脳神経外科・整形外科・形成外科・糖代謝内科の病棟であり、脳血管疾患・骨折・褥瘡・糖尿病などの患者さんが入院しています。

 

◆脳神経外科では意識障害や麻痺、自分の意思を表すことが困難な患者さんが多く、残存機能を活かしながら生活の再構築に向けた支援・看護を提供しています。

◆整形外科では地域連携パスを活用し、急性期から回復期まで継続した治療と看護が提供できるように努めています。

◆形成外科では褥瘡・皮膚潰瘍、熱傷などの身体の表面や形に関わる疾患の患者さんのケアを行っています。

 

幅広い病態・年齢の患者さんが入院しているため、個別性に合わせた医療が提供できるよう、医師・看護師・リハビリスタッフ・薬剤師・栄養士・地域連携室など多職種で情報共有し退院までの支援を行っています。

病棟スタッフ一同、毎日笑顔で元気よく、地域の皆さんに寄り添う看護を提供できるよう努めています。

 

 

  

4病棟 

診療科および病床数 60床 【女性専用病棟】

産婦人科:22床 小児科:14床  整形外科:8床  外科:2床 

消化器科:5床  泌尿器科:6床 共用:3床 

       

産婦人科・小児科・泌尿器科・外科、整形外科などの女性患者さんが入院しているレディース病棟です。

         海の見える病院でお産をしませんか?  

産科 

《院内助産 ふくくる》

医療設備の整った病院内で安全を確保し、助産師が寄り添い助産所のような家庭

的な安心感のあるお産を提供します。お産の際、正常に経過した場合は医師の立ち

合いはありません。里帰り出産の方で院内助産でのお産を希望される方は、妊娠

32週までに紹介状を持参し、当院産婦人科外来を受診してください。

 

宮古病院ではアドバンス助産師が7名おります。

『アドバンス助産師』とは、一般社団法人助産師評価機構が認証した資格となっており、自律して助産ケアを実践できる能力をもっています。とくに院内助産、助産外来などで、その専門性を発揮することが期待されています。

 

4病棟では、任産褥婦、新生児に対し、アドバンス助産師が中心となって、安全で、みなさんが満足できる助産ケアの提供を目指しております。

婦人科

婦人科では子宮筋腫・卵巣腫瘍などの疾患が多く、手術や化学療法などの治療を行っています。治療に伴う体や心の苦痛の緩和を図りながら援助しています。

小児科

小児科では喘息・胃腸炎・肺炎等疾患の子どもたちが多くいます。病気の子ども達

はもちろん、親御さんや家族を含めた指導を行っています。入院生活を安全・安楽に

過ごすことができるよう看護に最善を尽くしています。

レディース病棟

検査予定・手術前後・リハビリ期の患者さん、回復期や終末期の多数の診療科の女性患者さんが入院しています。患者さんが安心して療養し退院できるよう多職種との連携を図っています。

 

6病棟

診療科及び病床数 60床
(消化器内科30床 泌尿器科13床 一般内科4床 共用13床)

6病棟は、消化器内科、泌尿器科の混合病棟です。 

消化器内科には検査や、内視鏡による特殊治療を行う患者さんが、泌尿器科には手術や検査、人工透析を受けられる患者さんが入院されます。また、その他には化学療法や緩和ケアが必要な患者さんも入院されます。 

予定の検査、治療を受けられる患者さんには、入院期間中の経過が分かるクリニカルパスを利用し、患者さんとご家族が治療に参加できるインフォームドコンセントを目指しています。

 スタッフは毎日めまぐるしく働きながらも笑顔を絶やさず、軽快なフットワークで患者さんの入院生活を支え、日々看護ケアにあたっています。

           

 

 

7病棟

診療科及び病床数 55床 
(循環器科30床 外科25床)

 7病棟は、目標に「その人らしさを大切にした専門性の高い看護を提供します」「多職種との連携を強化し、退院に向けた支援を行います」を掲げ取り組んでいます。

 

循環器内科は、急性心筋梗塞や狭心症、不整脈、心不全に伴う心臓カテーテル検査・治療やペースメーカーを用いた心疾患の治療を行う患者さんの看護を行っています。また、平成27年に結成したプロジェクトチーム「心不全減らし隊」は、宮古地区の心不全の再入院率を減少させるために活動しています。心不全手帳を活用し、患者・家族や地域で関わるスタッフへ自己健康管理指導を行っています。入院時から在宅復帰を目標に在宅医療・介護に円滑に繋げることができるよう関係職種と連携を図っています。

毎週行われる多職種による医療チームカンファレンスでは、専門的知識を持ちより患者さんの治療や退院支援について話し合いを重ね、患者・家族が希望するケアが継続できるよう検討しています。また、受け持ち看護師と医療ソーシャルワーカー、退院調整看護師が、地域との連携を図りながら、患者さんの要望に沿った退院支援を行っています。

外科には、主に消化器系・乳腺・鼠径ヘルニアの手術を受けられる患者さんが入院されます。 また、その他には化学療法や緩和ケアが必要な患者さんも入院されます。

予定の検査、手術を受けられる患者さんには、入院期間中の経過が分かるクリニカルパスを利用し、患者さんとご家族が治療に参加できるインフォームドコンセントを目指しています。

緩和ケアでは、緩和ケアチームと連携をとりながら、患者さんが安心・安楽な生活が送れるよう苦痛の緩和、嗜好に合わせた食事の相談などを、そして終末期にはご家族と共に過ごす時間を大切にできるよう看護を行っています。

8病棟

診療科および病床数 41床                                         (一般病床(小児科以外の科) 36床、 結核病床 5床)

8病棟は、最上階にあり、ホールから雄大な太平洋を一望でき、絶景の朝陽を見る事ができる展望となっています。
 

■8病棟では、診療科を問わず、急性期を脱し引き続き治療が必要な方、短期観察入院の方などの治療を行っております。また、ターミナル期の患者様や看取りの患者様も急性期病棟より受け入れて静かな環境の提供と患者のニーズに添った看護の提供を行っております。

変化していく患者様のニーズにあわせて、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学・作業・嚥下療法士などの多職種でカンファレンスを行い退院支援を行っております。病気によって不安を抱えた患者様としっかりと向き合い精神的に寄り添う事も大事に考え日々取り組んでおります。

【 関係職種  】 

 医師       ケアマネージャー

 看護師      訪問看護師、

 退院支援看護師  薬剤師  

 理学療法士    栄養士 

 ソーシャルワーカー      等