岩手県立宮古病院

岩手県立宮古病院-薬剤科

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薬剤科のご紹介 

ご挨拶

近年、医薬分野の進展に伴って薬剤科の役割は外来調剤中心の業務から入院患者さん中心の業務へと移行しており、当院も抗がん剤のミキシングや薬剤管理指導などの業務を拡大してまいりました。
 平成26年10月からは全病棟に専任の薬剤師を配置し、医薬品の適正使用と安全管理を通じて患者さんに「安全安心の薬物療法」を提供できるよう病棟薬剤業務を実施しております。
また、地域医療を支えるための薬剤師育成として、地域薬剤師会と連携した研修会の開催や専門・認定薬剤師取得を目指すサポート環境の整備に取り組み、薬学生の長期実務実習も積極的に受入れています。
宮古地域住民の健康と命を守るため、「良質な医療の提供」「信頼され親しまれる病院を目指す」という基本理念のもと、患者さん中心のより良い医療が実践できるよう努めています。

薬剤科長  奥  尚      

薬剤科員の構成

薬剤師 12名
薬剤助手 2名
夜間 当直者1名
土日祝祭日 日直者1名

薬剤科の主な業務

調剤

処方箋の内容について、前回処方歴の確認・飲み合わせ・副作用・投与量・飲み方などのチェックを行い、疑問があれば医師に疑義照会し、適正な処方内容であることを十分確認した上で調剤を行います。患者さん一人一人に適した形で調剤するため、飲み込みが困難な患者さんには錠剤を粉砕して散薬への変更や種類や数が多い場合には医師と相談して1回に飲むお薬を1包にまとめます。
散薬の包装には、患者さんのお名前・薬の名前、1包に含まれる薬の量が印刷され、薬を量る時の薬の取り間違いや計算の間違いを防ぐために、散剤監査システムを導入しています。
注射薬については、注射処方箋に基づいて配合変化等を考慮し、医療安全のために患者さん1施用ごとに注射薬の取り揃えを行っています。
また、お薬の影響による自動車運転の危険性や副作用等に注意して頂くため、「おくすりの説明書」をお薬と一緒にお渡ししています。

製剤

市販化されていない製剤が治療・診断・検査などで必要な場合には、院内の薬事委員会で検討し、承認を得られたものについて調製しています。当院では25種類の院内製剤が承認され、医師からの依頼により調製しています。

薬品管理業務

医薬品の購入・各部署への供給・品質管理等について、適正管理を行っています。また、当院は災害拠点病院に指定されており、災害時に備えたお薬の備蓄も行っています。

病棟薬剤業務

各病棟に病棟専任薬剤師を1名配置し、入院時に持参したお薬の鑑別、同じ作用のお薬の重複や飲み合わせ等の確認、医薬品の投与・注射状況の把握、救急カート薬剤の適切な管理、処方内容の提案、各種情報提供等により医薬品の適正使用を推進しています。

薬剤管理指導業務

入院患者さんに直接お伺いし、お薬を正しく使うことができるように効能・効果や注意点などを説明して服用の薬歴を管理します。また、お薬の副作用発現の兆候を注意して聞き取るなど、安全な薬物療法を支援しています。

IVH無菌調整業務

食事を摂れない患者さんに処方される高カロリー輸液を、無菌室で無菌的に調製しています。

がん化学療法剤無菌調製業務(外来・入院)

外来・入院の化学療法(抗がん剤治療)を受ける全ての患者さんの投与量、投与間隔、投与時間などのチェックを行い、安全キャビネットを備えた専用の部屋で無菌的に調製しています。
また、抗がん剤治療が開始になる患者さんやご家族に対しては、抗がん剤の副作用や生活する上での注意点等を担当の薬剤師が説明しています。

TDM解析

治療薬物モニタリング(TDM)とは 治療効果や副作用に関する因子をモニタリングしながら、それぞれの患者に個別化した用法・用量を設定することで、血中濃度を測定し解析した結果と臨床所見から投与計画を行います。

医薬品情報提供業務

医薬品に関する最新の情報を収集し、副作用等の緊急性が高いものは速やかに情報提供するほか、外来や病棟での医薬品の問い合わせに対応しています。また、新規採用薬品や包装変更等の医薬品情報は、わかりやすく加工して定期的に院内のスタッフや患者さんに情報提供しています。

 

薬学生実務実習の受入

実務実習に当たっては、参加型実務実習を通じて実践的能力を持つ薬剤師を養成することを目的に、多職種と連携した幅広い見学と講義を設け、実務実習を通して卒業後の進路検討に生かされる「ふるさと実習」を目指しています。

 

薬剤科からのお知らせ

院外処方について

お体が不自由等の患者さんを除き、院外処方箋を全面発行しています。
かかりつけ薬局では他科・他院等のお薬の飲み合わせや重複を確認して服薬指導を実施しますので、薬を安全に使用するための方法としてご理解願います。

ジェネリック医薬品(後発品)と一般名処方について

ジェネリック医薬品(後発品)については、医薬品の効果、安全性、患者さんの負担等を検討して積極的に採用しています。
また、一部のお薬については新薬(先発品)やジェネリック医薬品(後発品)を患者さんに選んで頂く一般名処方を実施しています。
後発品への切り替えやお薬の金額などについては、かかりつけ薬局の薬剤師にご相談下さい。

※後発医薬品とは先発医薬品の特許満了後に有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が同じ医薬品として新たに製造・販売される医薬品であり、お薬代は先発医薬品の2割~7割になり、患者さんの負担軽減となることが利点としてあげられます。

※一般名処方とは商品名ではなく成分の一般名を処方箋に記載することにより、様々な同一成分薬からお薬を選ぶことが出来ます。

お薬手帳について

院内処方でお薬手帳をお持ちの方は処方内容を記載しますので、薬剤科窓口にお申し出ください。

お薬についてご質問等がございましたら、薬剤科窓口でご相談下さい。