岩手県立宮古病院

岩手県立宮古病院-がん診療支援

外来化学療法室

 外来化学療法室は、通院で安全・快適に抗がん剤治療を受けていただくためのお部屋です。平成25年8月より、1階フロアから5階フロアに移動し、5床から12床(ベット11床・リクライニングチェアー1床)になっています。5階フロアは眼下に海を眺められる展望で、患者さんが快適に治療が受けられるように、各ベットに液晶TVを設置し、治療中はリラックスできるようBGMを流しています。

 スタッフは、がん化学療法看護認定看護1名と専任看護師2名で、抗がん薬による急性の副反応にも迅速に対応できる環境を整えています。

 可能な限り副作用をマネジメントし、QOL(生活の質)を維持しながら治療が受けられるようにサポートしています。院内では、がん薬物療法認定薬剤師、緩和ケア認定看護師、皮膚・排泄認定看護師、医療社会事業士など専門領域のスタッフとも連携を図りながら、患者さんの外来治療が継続できるようにスタッフ全員で支援しています。

当院では、がん治療中の口腔内のトラブル予防のため、宮古市内の歯科医院とも連携を図っています。