岩手県立宮古病院

岩手県立宮古病院-診療放射線科

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診療放射線科のご紹介

宮古地域の基幹病院として、画像配信等による地域連携の推進、医療事故防止と対策推進に取組み、休日、時間外の緊急検査にも迅速に対応しております。また患者さんへの安心丁寧なサービスに努めながら、より良い画像データの提供を目指して、日々努力していきます。

概要

当部門のスタッフは常勤放射線科医師1名、嘱託放射線科医師1名、診療放射線技師12名、看護師2名、受付1名です。設置されている装置はCT(3台)、MR(1.5T)、核医学検査装置(RI)、CR、FPD、Ⅹ線透視装置(3台、FPDを含む)、血管撮影装置(DSA)、心血管撮影装置(FPD)、乳房撮影装置(マンモグラフィー)、骨密度測定装置、放射線治療装置、放射線画像情報システム(PACS)などです。院内の検査の他に外部医療機関から依頼された検査も行っています。

 

RI内用療法について

当院では骨転移のある患者さんに対し、最新医療の【RI内用療法】を始めました。
 「前立腺がん骨転移に対する塩化ラジウム223」の治療投与を岩手県内初・東北地区5病院目で行い、「骨転移の疼痛緩和ストロンチウム89」の投与もいつでも出来る体制になっています。

 

1. 前立腺がん骨転移に対する塩化ラジウム223(商品名:ゾーフィゴ®)

【治療の適応】
 前立腺がんに対する骨転移が適応ですが、肝転移や肺転移など臓器転移がある場合は適応外となりますので、詳しいことについてはお問い合わせください。原則として骨シンチグラフィで転移部位に集積があるものが適応となります。

【保険診療点数】
 保険診療の範囲で行わせていただきますが、薬価が68,493点(1回分)と高額の薬です。
 多くの方が高額療養費制度を利用できます。

【投与間隔】
 月1回の注射で6回、行います。

【問い合わせ先】
 放射線治療科(原則 金曜日)または泌尿器科外来

 詳しくはこちらへ ・・・ http://www.xofigo.jp/
 ※バイエル薬品(株)ホームページへ

 

2.疼痛を伴う骨転移がん患者の疼痛緩和に対する塩化ストロンチウム89
(商品名:メタストロン®)

【効能または効果】
 固形がん患者における骨シンチグラフィで陽性像を呈する骨転移部位の疼痛緩和

【保険診療点数】
 保険診療の範囲で行わせていただきますが、薬価が32,891点と高額の薬です。
 多くの方が高額療養費制度を利用できます。

【投与間隔】
 1回の注射です。反復投与する場合には投与間隔は3か月以上とします。

【問い合わせ先】
 放射線治療科(原則 金曜日)

 詳しくはこちらへ ・・・ http://www.nmp.co.jp/public/meta/index.html
 ※日本メジフィジックス社ホームページへ

 

設置装置

CT

 

SIMENS / SOMATOM Sensation64/Emotion16/ Emotion-Duo

主に予約検査用の64列、救急用の16列、放射線治療計画用の2列、3台のCT装置が稼働しています。造影剤を使用して、撮影データをワークステーションPCで処理することにより全身の詳細な血管像を3D画像化することが可能です。心臓領域においては、心電同期により動きのある4D画像も作成しています。
※アレルギーのある方、造影剤を使用し副作用がでたことがある方は、事前にお申し出ください。

MRI

PHILLIPS/Ingenia1.5T

平成25年3月に更新され、最新型の1.5TのMRI装置が導入されました。MRI検査はX線を使用せず被ばくは無いのですが、非常に強力な磁石、電波を使用します。その為、体内金属や金属製品、その他金属を含む衣服や装飾品、化粧、カラーコンタクト等を身につけている方は、重大な事故になることがあり、又、検査ができないことがあります。詳しくは医師、担当技師にお問い合わせ下さい。

RI

GE/Infinia3

RI検査は放射性医薬品を注射等で投与し、特定の部位に集まり、体内から放出される微量の放射線を検出し画像にする検査です。使用される量は極めて少量であり、短時間で体外に排出されるので、健康上まったく問題ないレベルです。主に全身の骨の検査や心臓の検査を行っています。

一般撮影

FUJI/VELOCITY-U/PROFECT/Speedia/FPD

CR装置やFPD装置を用いて撮影画像はデジタル化され、画像サーバーに保存されたのち、各診療室や病棟などで自由に見ることができます。

TV

HITACHI/CUREVISTA
TOSHIBA/Winscope5000

上下消化管やERCP、EST等の検査、整形領域や泌尿器領域の他、食事のリハビリの為のVF(嚥下撮影)検査も行っています。

DSA

PHILLIPS/AlluraClarity FD20/15

平成29年度に新規導入した装置です。脳血管・腹部血管・四肢血管の検査や治療を行っています。20インチのFPDを搭載しており広い視野サイズを実現しています。被ばくの面に関しても高画質を維持しながら最大73%の被ばく低減が可能です。2管球を有しており、一度に2方向から撮影できます。これにより造影剤の量を少量で検査が可能で患者様への負担を減らすことができます。

心カテ

PHILLIPS/AlluraClarity FD10/10

平成26年に新しく更新した装置です。特殊な治療に対応できるよう心臓血管専用のアームを搭載し、あらゆる角度から心臓の血管を撮影することができます。さらに、特殊な画像処理を行うことにより、従来の装置に比べ50%のX線被ばくにて治療を行うことが可能となりました。

骨密度測定

HOLOGIC/Discovery-CI

平成24年に新規導入された装置です。精度の高いDXA測定法により、ガイドラインに沿って腰椎及び大腿骨頚部を測定しています。骨粗鬆症の診断に重要な指標になります。

乳房撮影(マンモグラフィー)

GE/Senographe-800T

検診マンモグラフィー撮影認定技師5名を擁し、患者さんが安心して検査を受けられるよう心掛けて検査を行っています。日々、精度向上にも努めています。

放射線治療装置

TOSHIBA/PRIMUS KD7450

放射線科内では、唯一“診断”ではなく“治療”のために用いる装置です。スタッフ一同、より正確な、患者様にやさしい放射線治療を目指しています。

放射線画像情報システム(PACS/RIS)

FUJI/SYNAPSE

放射線画像は一部のTV装置を除いて、フィルムレスにより運用されており、過去8年分の画像が、Web配信により院内の各部署で参照可能です。また、登録されている宮古市内の医院、診療所、薬局、介護支援施設からもアクセスできるようにネットワーク(みやこサーモンケアネット)が構築されています。

FUJI/RIS

放射線検査が一部のTV検査を除きオーダリング化されました。これに伴い、オーダー管理や、会計が速やかに処理されることになりました。

資格認定

     

認定資格名人数
CT認定技師 2名
乳房撮影認定技師 5名
PET-CTに係わる研修修了者 1名
ストロンチウム取り扱い研修修了者 4名
塩化ラジウム取り扱い研修修了者 2名
131ヨードアブレーション外来治療研修修了者 1名